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いい加減な情報を垂れ流す情報サイト「aumo」に喝! ただちに該当記事の削除を求めます  

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スマホでよく新大久保界隈のガールズバーを検索しているせいか、いろいろ関連した記事が勝手に表示されるのですが、その中で「aumo」というサイトの「新大久保で一押しのおしゃれバー8選!筆者おすすめ気軽に入れるお店」という記事があがってきました。

しかしながら、読んでみたらこれがヒドイのなんの。まぁ完全に素人の文章であることは読んだ瞬間にわかるレベルです。そもそも1つ目に挙げた店の書き出しが、「続いて紹介する新大久保でおすすめのバーは~」で始まるんですから、推して知るべし、です。「筆者おすすめ」とありますが、絶対に行ったことないでしょ。写真もtabelog.comから引っ張ってきているだけだし…。

あまりに酷いので現地を訪れ、検証してきました。それ以前に、行かなくてもわかるのが、まざ最初に挙げている「新大久保のバーでダーツやビリヤード◎【BLUE】」です。このお店のオーナーだった具さんとは過去に面識がありました。かなり昔なので先方は覚えていないと思いますけど。新大久保では有名な店でしたが、今では、「ソジュハンザン3号店 Club Pocha」になっています。2021年秋の段階ではすでに、「ソジュハンザン3号店」でした。「aumo」の記事更新日は2022年2月10日ですから、編集部の方で記事の検証を行ってないことは明らかです。

5番目に挙げた「新大久保のカラオケも楽しめるバーと言えば!?【BAR Queen’s】」も、今ではミックスバー「AURA」に変わっています。「Queen’s」にも知り合いの女の子が働いていました。ちなみに「AURA」のオープンは2021年6月で、間もなく1周年を迎えます。やれやれ…。

3番目の「韓男子」は新大久保界隈で呑んだ時、帰り道に看板を目にしているので一応、存在はしています。笑ってしまったのは「おすすめする理由は、そのお店の雰囲気◎店員さんがフレンドリーで、とても居心地が良いんです」という文章。こんなの、どの店にでも通用する書き方ですよね。逆に言えば、実際に店を訪れていたらもっと具体的な描写ができるはず。つまり、店に行ったことがないから、当たり障りのないことしか書けないのです。この記事を執筆したライターの別の記事を読んでみたのですが、万事がこんな感じ。ほとんど中身がない! 店のサイトか口コミを参考にまとめて、薄っぺらな記事を書いているだけです。

私は、スポーツ新聞で30年近く記者として働きました。うち半分以上はデスクとして各記者から送られてきた原稿の構成や誤字などを直して出稿する仕事をしていました。なので、ある程度、記事を読めば、深く取材ができているのか、できていないのか、甘い取材を補うため、無駄に文章を伸ばしてごまかしているなど、手に取るように分かるのです。

上記3店舗以外についてのお話ですが、2の「TAPAS バー 新大久保店」は、該当住所に行ってみたのですが、それらしい店はありませんでした。4のカトマンズ ラウンジ&バー、6のエンタメカフェR&B、7のBIG TIME、8ソウルバー ストーンは一応ありました。

ただし、4、8は新大久保ではなく、JR大久保駅をさらに西に進み、小滝橋通りのあたり。この辺は、韓流で栄えている新大久保と違い、ひと気も少ない上、どちらかというと中国やベトナム、ネパールなどの多国籍な飲食店が多い地域。夕方に行ったのですが、ちょっと大げさな表現で言えば、ゴーストタウンのようなどんよりした空気が流れています。特に小滝橋通りに入ると人通りも少なく、店舗も少ないので、男でもやや近寄り難い雰囲気です。8はその小滝橋通りから1本裏に入った店でにあり、常連客以外は、とても気軽に入れるようなお店には見えませんでした。7は職安通りにありますが、やはり「気軽に」という感じではないですし、一人では、ちょっと入るのを躊躇しそうです。

記事の〆には、「新大久保には雰囲気のいいバーがたくさん!女性1人でも大人数でも気軽に入れる素敵なお店ばかりでしたね◎新大久保ならではのおいしい料理やお酒を味わえるお店ならきっと素敵な時間を過ごせるはず!」などと書いていますが無責任極まりない、としかいいようがないですね。

なお、同じライターの「新大久保のコリアンタウンって?話題のスポットや人気グルメまとめ」も読んだのですが、最初に紹介している「Cafe de KAVE」は、昨年12月に人気スイーツパン「クァベギ」で人気の「スマイルカフェ」に生まれ変わっています。この記事も2022年2月10日に更新されているのですから、もう開いた口がふさがりません。

ちなみに記事を執筆このライターは、なんとaumo公式ライターの肩書を持つokusanなる人物。一番の問題は適当にまとめて出稿したこのライターですが、このような人物を公式ライターにしている「aumo」にも大きな問題があるよいえます。

念のため「aumo」というのがどのようなサイトか確認してみましょう。

aumo(アウモ)は観光やグルメ、ホテル、暮らしに関する最新情報が見つかるおでかけ情報サービスです。

近年インターネットの普及により、ウェブ上でおでかけ先を探すことが当たり前になりました。一方で、多くの情報の中から本当に欲しい情報を見つけるのは難しく、「行きたいお店、施設、場所が見つからない」といった課題は深刻化していると感じています。

aumo(アウモ)では、おでかけにまつわる情報を正確かつ分かりやすく伝えることで、「本当に欲しい情報」が見つかるメディアにしていきたいと考えています

サイト「aumo」より

理想は崇高なれど、現実はさにあらず-といったところですね。もちろん、すべての記事は読んでいないので、立派な記事もあるとは思いますが、すくなくとも、このokusanというライターの記事は削除した方が読者のためになるでしょう。無駄足にしかなりません。

続いてaumoの編集方針も見てみましょう。

aumoの編集方針

「ユーザーのおでかけをもっと楽しくしたい」という想いで、ユーザーファーストの執筆を行っています。

【信頼されるコンテンツのために】
公式サイト等の信頼できる情報に基づき、編集部にて紹介をしております。
情報の透明性を高めるために景品表示法等を参考としまして、数値や認定等の表記をしております。

根拠の無い優劣の表現、特定のメーカー様を批判となりうるような表現、その他社会的受容性が低い表現を公開することが無いよう、
記事執筆のレギュレーションを設け、記事品質が皆さまにご理解を得られるよう管理をしております。

記事管理体制は、編集部ライター、担当ディレクターによる精査および、編集部とは独立をした専任の担当者を設定することで、記事公開前のチェックを徹底しまして、適正な情報提供に努めています

記事公開後も必要に応じて編集し、情報の最新性をできる限り保つよう努めております

すでに存在していない店を紹介するのは、まったくもってユーザーファーストではありません。店が変わっていることを知らない人は、無駄に電話をかけたり、直接足を運んでしまうかもしれません。

記事公開前のチェックを徹底して、適正な情報提供に努めているならば、このような記事をアップするわけありません。公式ライターの認定はしっかり精査した上でやった方がいいと思います。こんな記事ばかりだと読者は逃げていきますよ。

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